10月4日からアメリカのシアトルで開催された世界最大のeスポーツイベント「World Cyber Games 2007」にて、Razerが新製品となるゲーミングキーボード「Lycosa(ライコサ)」およびヘッドセット「Piranha(ピラニア)」を展示、発表しています。
Razerはマウスには蛇、キーボードには蜘蛛、サウンド製品には魚の名前を付けることで知られているが、今回もそのネーミングポリシーに則った製品名となるようです。
ゲーミングキーボードの「Lycosa(ライコサ)」という名前の由来は、日本名コモリグモという毒蜘蛛で、学名をLycosaといい、この名より来ています。かの有名なタランチュラ(学名:Lycosa trantula)もこのコモリグモ属に属しています。
Razer Lycosa
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WASDキーを光らせるバックライト
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Lycosaの特徴としては以下の通りです。
すべてのキーをカスタマイズ可能。マクロにも対応 キーカスタマイズのプロファイルは最大10種類をゲーム中に切り替え可能 Windowsキーの無効化を行える「Gaming Mode」オプション実装 ラバーフィニッシュで滑りにくいキートップ スリムなキーキャップ構造。ノートパソコンのようなキーキャップ 1ms応答速度のHyperesponceキー 全キーまたはWASDキーを光らせるバックライト内蔵 テンキーの上部にマルチメディア系ショートカットボタン「TouchPanel」搭載 ポーリングレート1000MHz アナログヘッドセット接続対応(ミニピン端子×2搭載) USBハブ機能搭載。ポートは一つ
ヘッドセットの「Piranha(ピラニア)」はご存知のピラニアでございますが、一口にピラニアといっても分類すると種が多いのでピラニアの種類(ピラニア援助交遊さん)を参考にしてください。
Razer Piranha & リモコン
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Piranha正面
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Piranhaの特徴としては以下の通りです。
ヘッドフォンの周波数特性は18Hz~22kHz ヘッドフォンの音圧レベルは114dB SPL マイクの周波数特性は80~15kHz マイクはノイズフィルタリング機能付き ボリューム&マイクミュート機能付きリモコン装備のケーブル長は3m 接続インタフェース:アナログミニピン×2
海外での価格は両製品とも$80(≒9,600円)となっています。日本での販売価格11,000円ぐらいになりそうです。両製品とも前作のキーボード「Tarantula」やヘッドセット「Barracuda」の弱点を補いつつも、よりシンプルに仕上げて使いやすさを重視したインターフェースになっているかと思います。価格は手頃になっているものの、まだまだ高いのが本音ですねぇ( ´・ω・)にしてもRazerのデザインはいつ見てもたまらんカッコイイですwww
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